四柱推命の定理

正偏財交集(の命)

昨日は、原宿で中島多加仁先生より紫微斗数と六壬神課の個人レッスンを受けました。 六壬神課は易やタロットと同じ卜術で、右か左かの選択や出処進退に困ったときに用いる占術です。 わたくしの息子の進学を例題として占断しましたが、その的確な結果には驚…

官殺混雑(格)

前回は吉凶変化の理とはどういうものかを学んでいただきました。 その吉凶変化の理で、月支に正官、月上(干頭)に偏官が出れば偏官格に変わることを申し上げました。 それでは、月支正官で日支や時上または時支に偏官が出ればどうなるのか? ということです…

吉凶変化の理

月支食神が、年上、年支以外のポジションに傷官をみれば傷官格になります。 同じように月支印綬が、年上、年支以外のポジションに偏印をみれば偏印格になります。 そして特殊な例として、月支正官が月上(干頭)に偏官をみれば偏官格になります。 これを吉凶…

通関神

きょうは、大阪で一神会の十月十日の講習会を受け、その足で東京へ参りました。 いま、東京のホテルでこのブログを書いています。 十月十日の講習会は、神様の不思議なお話です。 きょうは六ヶ月の理「風吹き分け言葉の理」と、七ヶ月の理「切り別れの理」の…

天干は去り易く、地支は去り難し

前回の「年月は軽く、日時は重い」に続いて、今回の「天干は去り易く、地支は去り難し」も四柱推命の大切な原則のひとつです。 天干は文字通り「天」を表し、地支は「地」を表します。 四柱命式は天地の五行の相生相剋と、地支の刑冲会合が複雑に作用しあっ…

年月は軽く、日時は重い

四柱命式看命上、「年月は軽く、日時は重い」はとても大切な原則のひとつです。 この意味はふたつあります。 まずひとつ目ですが、四柱推命は天干、地支蔵干、通変星、十二運等、すべてエネルギーの強弱で把握しますが、年柱上下のポジションはエネルギー的…

反剋にあう

前々回のブログで、「剋」についてお話しました。 きょうは、「反剋」についてのお話です。 TVの時代劇で仇討ちのシーンが登場することがあります。 仇を討つほうと討たれるほう、これを剋にたとえれば、剋すほうが仇討ちをする人で、剋されるほうが討たれる…

きょうは家族で早起きしてお墓参りに行きました。 一年のうち、お盆と暮れとお彼岸のときくらいしかお墓参りに行きませんが、なかなか家族皆揃って出かけることが少なくなった昨今、ちょうどお墓の掃除に皆で汗をかいて行動をともにするのはよいことだと思い…

洩気過大(えいきかだい)

前回のブログで過生扶(生扶過大)について学んでいただきました。 少し復習になりますが、木火土金水の五行での過生扶は、四柱推命では次のようにいいます。 ・「木多くして火消える」 ・「火多くして土焦げる」 ・「土多くして金埋もれる」 ・「金多くして…

過生扶(反生の理)

前々回のブログで、いかなる通変星も一個で強いのが良い命式の条件であることを学んでいただきました。 ですから、ある通変星が三個以上もあると、その通変星から生扶される(生じられる)通変星は大変なエネルギーを与えられることになります。 分かりやす…

‘偏’‘孤’‘混’‘濁’は福命にあらず

前回のブログで、いずれの通変星も一個で強いのが良い命式の条件のひとつであることをお話しました。 それと反対のことをいった四柱推命の原則で、「‘偏’‘孤’‘混’‘濁’は福命にあらず」という定理があります。 これは、どういうことかといいますと、 ①‘偏’と…

いずれの通変星も一個で強いのが良い命式

今回より何回かにわたって、四柱推命看命の秘訣(というほど大袈裟なものではありませんが)をお話したいと思います。 四柱推命愛好家のみなさまは、ご参考にしていただければと思います。 まずはじめに、「いずれの通変星も一個で強いのが良い命式」の条件…

女性で幸せな人生がおくれる命式とは?

きょうは、先ほどまで、まる一日、四柱推命の講義をしていました。 食神格、傷官格の詳しい解説を行っていましたが、わたくし独自の見解ですが、女性で良い命式、すなわち幸せな人生が約束されている命式とは、「食神生財格」もしくは「傷官生財格」を第一に…