十干鑑法
きょうは、緒方泰州先生の四柱推命学中級の教室を見学してきました。
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http://www.ogata-taisyu.com/
断易でお世話になっています東海林秀樹先生から、緒方先生の「四柱推命学入門」の書籍をいただき、この本はいいですよと奨められたのがそもそものきっかけです。
その後、緒方泰州先生の別のご著書を二冊買って独学していましたが、先生の甲、乙、・・・の十干の性情と力量に重きをおいた十干鑑法の四柱推命学に興味を持ち、きょうの見学に至った次第です。
大阪の豊中市の曽根に教室があり、日曜ということもあって、約20人弱の方々が熱心に聴講されていました。
黒板、ホワイトボードも使わず、緒方先生が一方的に喋られる講義は、大学の授業を想い出しました。
生徒の皆さんは、脇目もふらず、必死になって先生の語られる解説を一字一句聞き漏らさないようにノートに筆記されていました。
ところで緒方先生の十干鑑法は、わたくしが習った大乗推命学会の鑑定看命法とはかなり違っています。
四柱推命は流派や先生によって、内容にかなり違う点がみられますので、初心者の方はどれを選んだらいいのか戸惑っておられる方も少なくないと思います。
いろいろな流派のところで勉強して、自分なりに納得のいく鑑定看命理論を発見されるのが遠いようで一番の近道かも知れません。
教えておられる先生の教え方や人間性、また自分との相性の問題もあると思います。
わたくしが、いま申し上げられることは、どこの流派でも一長一短はあると思っています。
わたくしはしばらく緒方泰州先生の教室へ通うつもりです。
そして十干鑑法を修得し、さらに四柱推命の鑑定看命技量に磨きをかけたいと思っています。
因みに、きょう習ったことで、すごく印象に残ったことをひとつご披露させていただきます。
日干が戊の、戊日生まれの人は、元来、山のような大きな土の象をお持ちです。
出世したり、世の中に認められるためには、モノ(人間や樹木)が育つ土(風土、器量)になることが大切です。
そのためには、
①通根している・・・地盤が固いしっかりした土、人間では自立している
②丙がある・・・太陽のような暖かさや明るさがある
③癸がある・・・雨露に恵まれ潤っている、人間では慈愛の念でしょうか
の三つが絶対に必要であります。
屋久島は樹齢一千年、二千年の縄文杉で有名ですが、屋久島は二千メートル級の山があり(通根)、亜熱帯地方で年中温暖な気候で(丙)、また年間降水量も大変多い(癸)ところです。
だからこそ、縄文杉のような巨木が育っているというお話でした。
人間も自立し、温かさや明るさがあり、優しさを兼ね備えた人は、周囲に好かれ、社会に有用な人物となることが可能です。
なかなか分かりやすい説明だと思いますが、皆さまはいかがでしょうか?
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