神葬祭に参加して感じたこと


 きょうの東京方面は、冷たい雨が降る寒い一日でした。


 実は、よくごのブログでもお話しています、古代神道一神宮(現代名:自由宗教一神会)管長の浅見宗平先生の神葬祭が、千葉松戸の一神会本部で執り行われ参加してきました。


 管長様は、この二日の未明に天国に旅立たれました。
 1924年(大正13年)のお生まれですから、享年86歳。


 晩年はお身体がご不自由なのに、最後の最後まで一神会会員信徒のことを案じておられた管長様・・・。


 一生一代と心に決めて、わが身を棄てて世のため人のために尽くされ、古代神道の祭式・祓いの修行場である古代神道一神宮を創建された管長様・・・


 そして何より、あの秦の始皇帝が徐福を使わして日本から盗み取ろうとした「十種の神宝(とくさのかんたから)」の教えを、天啓により授かり、ご著書「不思議な記録」や「ソロンの予言書」でわたくしたちに分かりやすく解き分けて下さった管長様・・・


 いままで、本当に本当に有り難うございました。
 どうか安らかに天国でお休み下さい・・・。



 さて、先日のブログで、今年は九紫火星の年といいました。
 九紫火星の定位は、離宮です。


 離宮は「離れる」とか「別れる」という象意があるということも、この前お話しました。


 一神会では、管長様のご逝去という九紫火星、離宮の意味を先取りするかのような出来事が起こりましたので、わたくしの拙い「理の判断」ですが、今年は次のことに気を付けて頂いたらよいのではと思います。


 まず、身近な人(事柄)との離別があげられます。


 あなたのもっとも大切な人(事柄)、愛する人(事柄)との別れかも知れません。
 そうした人(事柄)との別れが、今年、起こる可能性が高いと思われます。
 こうしたことは、不意にある日突然起こることもありますので、心構えは大切ですね。


 次に考えられることは、大きく世の中が変わる(それもよくないほうに)のではないかということです。


 管長様がご活躍された時代は、ある意味、昭和の激動期でした。
 よいこともよくないこともたくさんあった時代ですね。


 それから時代は、平成になり、また21世紀になり、世の中は以前よりどうもよくない方向に向かっているように思えてなりません。


 確かに物質的には便利で快適な環境にはなりましたが、反面、何か生きにくい、ある意味肩肘張って生きていなければ、生存競争に負けて、惨めな生活を余儀なくされるというような漠とした不安が、わたくしの心の片隅にあります。


 悲観的なことをいうようで申し訳ありませんが、みなさんはどう感じておられるでしょうか?
 このようなことを感じている人は、まだ少数派になりますでしょうか?


 わたくしは何も、資本主義や自由競争の善悪を論じるつもりはありません。
 この世の仕組みやシステムに完璧はあり得ないと思っていますので、いままでの時代にはこの両者のシステムは必要だったと思います。


 管長様のご著書「ふしぎな記録 第二巻」金の巻に、


 にんげんに かねをまわして さばきする
   (人間に 金を廻して 裁きする)


 とあります。
 そして、いまが最後の審判(さばき)のときとおっしゃっています。


 最後の審判(さばき)とは、今度、生まれ変わるとき人間になれるかなれないかの審判が下されるという、本当にいまがその瀬戸際のときということです。


 ある意味、平成の「ノアの箱船」ですね。

 
 つまり、人間も陶太されるときがきたということですから、いわんや、世の中の役に立たないような会社や家ももちろん陶太されるということです。


 いままでは、神様も裁きを緩やかに行っておられたようですが、いよいよ今年から、本腰を入れて着手されるのではないかと予想します。


 今年、さらに倒産が増えるでしょう。
 いまの世界の経済状況から考えると当然かも知れません。


 すでに職を失って、住むところも失い、食べることにも事欠く人が急増しています。
 

 わたくしたちはこの現実を直視し、対岸の火事ではなく、自らの教訓として自覚しなければなりません。


 そうです。
 わたくしたちは、生き残っていかなければなりません。
 生き延びていく必要があります。


 そして、またの世も、再び、人間にしていただかなければ絶対に困ります。(みなさまもそうですよね)


 では、どうすればいいのか?


 その答えは、どうぞ、わたくしがお奨めしている、「ふしぎ(不思議)な記録」や「ソロンの予言書」をお読み下さい。
 答えはその本に書いてあります。


 せっかくですから、ひとつだけお話しますと、「ついている人になれ」ということです。

 「ついている人」とは、神様に付いている人という意味が第一。

 そういう人は、運も「ついている人」になれ、運命運勢が向上します。


 船井幸雄氏と中矢伸一氏の共著「いま人に聞かせたい神さまの言葉」で、中矢氏曰く、「祀る」という語源は、「まとわりつく」からきたとおっしゃっています。


 幼子がお母さんにまとわりつくというような感じで、わたくしたちも神様にまとわりつくくらい、常日頃、神様神様と術事の神名を唱えていることが、大切だと思います。


 くどいようですが、今年は、九紫火星、離宮さんです。

 神様からくれぐれも離れないように、しっかりとしがみついてお通り下さい。