元生徒さんからのメール

 
 先日、わたくしの教室の元生徒さんから、次のようなメールを頂戴しました。


 「私は先生がお教室で、宗教の勧誘をされたのが、あまり好ましくありません
  でした。○○さんも風州先生は宗教の話をしているからいやなのよ、と話さ
  れていました。大乗推命学会の名でそのように指導されたのが、私としては
  残念に感じています。」


 宗教のことや信仰のことを話題にするのは難しいと思って、わたくしもわたくしなりに色々と気を遣いながらお話してきましたが、やはり十人十色、人の受け止め方はさまざまなようです。


 でも、はっきり申し上げますが、わたくしは日頃お世話になっている一神会のお話はしてきましたが、一度たりとも勧誘をしたことはありません。


 また、わたくしがお話するのは、本当は宗教のお話ではなく神理(真理)のお話です。
 一神会で教えて頂いたことや管長様のご本を読んで、これはと思ったことをお話させて頂いています。


 現在、わたくしの生徒さんや元生徒さんで一神会の会員信徒になられた方も少なからずおられるのは事実ですが、この方たちはわたくしの話を聞いて、ご自分の意志で何度も一神会に足を運んで会員になられたのです。


 自由宗教一神会は、勧誘したくてもそんなに簡単に誰でも会員信徒になれないです。良い人しか、間違いのない人しか会員信徒にして頂けません。


 
 さて、多くの方が四柱推命紫微斗数の占いを勉強されるのはいいですが、よくおっしゃられるのは、良くない結果が出たら、「どうしたらいいですか?」、「何か開運法はありますか?」というご質問です。


 そんな人にわたくしは、はっきり申し上げます。
 「占いを勉強しても、不運不幸の原因まで分かりません。」
 「四柱推命はどちらか言えば厳しく冷たい占いです。現実をまずしっかり見据えることです。」
 そして、
 「良くなりたければ、神理の教えを勉強して下さい。」


 この元生徒さんは宗教に対して、何かトラウマをお持ちか、偏見があったのかも知れませんが、誤解されていたようで残念なことです。


 この方に限らず、わたくしが教室で宗教的なことを話すのに閉口され、辞めて行かれた方もあるように思います。それもこれも御縁ですから、致し方ないと思っています。


 いまの世の中には、良くない宗教家や怪しげな宗教団体もあるので、宗教や宗教団体にある種の警戒を持たれたり、熱心に信仰している人を色眼鏡で見たりする方も少なくないようです。


 しかし、神理の教えを勉強すれば、宗教家や宗教団体の正邪善悪を見極めることができるようになります。


 宗教が嫌いな方も抵抗がある方も、神理はこの世が存在するときから厳然としてある掟(おきて)のようなものですから嫌いでは済まされません。
 わたくしたちの魂は輪廻転生。あの世とこの世を行ったり来たり・・・。
 これも神理のひとつである、「円運動の理」です。


 折角、いまの世、人間として生を受けたのに、この神理の教えを元気な間に学ばなければ、死んでからでは取り返しのつかないことになるかも知れません。