昨年を振り返って


 新年、明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 さて、昨年、2011年は皆様にとりましてどのような年でありましたでしょうか?


 世の中は大震災や原発事故等で大変な苦難の年であったと思いますが、わたくし個人も、昨年は、大きな出来事がありました。


 昨年、1月2日に断易でわたくしの身命占(自身の健康や仕事、家族の事等全般的な占い)をしました。


 その卦は亥の子孫爻が独発し、回頭生ではあるものの日辰の巳より冲散。また亥に卦身が付いている卦でした。


 占った当初は、子供の病気や怪我に注意。あるいは占いの生徒さんのことで気になる一年・・・、というくらいに安易に考えていました。


 ところがどうでしょう・・・
 昨年は、詳しくお知らせ出来ないのが残念ですが、わたくしの娘の病気のことや自社の三十代の働き盛りの社員の不幸な出来事で、心を痛める年でした。
 四国にお遍路に行きましたのもそうしたことが大きな動機でありました。


 いまにして思えば、日辰よりの冲散の意味を軽んじていたと言いますか、あらためて冲散の怖さを実感しています。


 さらに、四柱推命でみたわたくしの昨年の運勢は、調候用神の「丙」が歳運で「辛」と変化干合し(私は子月生まれ)、丙が壬に変化。大切な調候用神が無くなります。


 この調候用神は、わたくしの命式では正官。
 正官は、子供の星、部下の星というのは、四柱推命ではイロハのイのことで、子供や部下に異変あり! ということを、何故、気付かなかったのか? 看過ごしていたのか? 悔やまれてなりません。
 「灯台下暗し」。我が身の不徳を思い知った年でありました。


 ここで、ちょっと皆様に申し上げたいことがあります。
 断易や四柱推命で、上記のようなことを予測することが出来ましても、どうしてそのようなことが起こるのかは分かりません。


 単に年廻りが悪い云々で済まされるものでもありませんし、何とか対処、善処しなければなりません。


 この世は、「理詰めの世界」。
 「原因と結果」が秩序正しく整っている世界です。
 また「巻かぬ種は生えぬ」で、過去の良くない言動が事情や身情問題として現れて来るのがこの世の中です。


 平素、ご指導頂いています一神会で、わたくしの娘の病気の原因や社員の不幸な出来事の真の原因について、理の判断でお教え頂きました。


 プライベイトなことなので、その原因もお知らせ出来ないのが残念ですが、「なるほど!」と言わざるを得ません。


 その原因を追及し、そのことの“お詫び”をしなければ、病気が良くならないし、真の解決は出来ないことを教えて頂いています。



 さぁー、今年、2012年は、どのような年になるのか??
 これから、自身の身命占を断易でみてみたいと思います。


 今年は芦屋に新しく鑑定所、「芦屋占い処・占風鐸」を開所することも出来ましたので、四柱推命紫微斗数、断易等のわたくしの得意な占術で、出来るだけ多くの有縁の方を鑑定させて頂きたいと思っています。


 貴方様は今年どのような一年なのか?
 気を付けることは何なのか?
 知りたくはありませんか?
 誠意を持って鑑定させて頂きます。 
 皆様のご来場をお待ちしています。


 ●芦屋占い処・占風鐸の詳細↓ 
 http://d.hatena.ne.jp/fuushu/20111223/1324628238


 ●鑑定のお申し込み↓ 

 http://www.e-suimei.com/kantei-moshikomi.htm


 ●田中風州へのお問い合せ↓ 
 http://www.e-suimei.com/toiawase-form.htm


 最後になりましたが、皆様の今年一年のご健勝とご多幸を心より祈念申し上げます。

2012年新規開講講座のご案内


芦屋占い処・占風鐸 2012年新規開講講座のご案内



●手相講座 
  講師: 藤田和久 先生                          
Aクラス
 3月17日(土)、4月21日(土)、5月19日(土)
Bクラス
 3月18日(日)、4月22日(日)、5月20日(日)
(A、Bクラスとも定員まであと若干名の募集です) 
受講料 12,000円/回 (4〜5時間)
※藤田和久先生は、手相の大家である西谷泰人先生の直弟子で、
東海林秀樹先生の門下生でもいらっしゃいます。



●タロット講座                               
  講師: 美乕(ミトラ)マロン 先生
開催日程は随時(3名以上受講希望者が集まったとき)
マンツーマンご希望の方は応相談
初級コース6回 ・ 中級コース6回 ・ プロコース(応相談)
1月一部開講中 見学受付有り
受講料 5,000円/回 (2時間) 




四柱推命研究会    
  講師: 田中風州 先生
松クラス 
 開講日 3月 3日(土) 原則、毎月第1土曜開催
竹クラス 
 開講日 3月11日(日) 原則、毎月第2日曜開催
(すでに竹クラスは申し込み締切りしました)  
受講料 2,000円/回 (3〜4時間)
※入会資格として、四柱推命の基本は習得済みで、これまでに田中風州先生の講座を受けたことがある方
※十干相互の関係と大運、歳運の見方を中心に実践的に行いたいと思います。




紫微斗数講座
   講師: 李妃 先生
開催日程は随時(3名以上受講希望者が集まったとき)

マンツーマンご希望の方は応相談

受講料 10,000円/回 (3時間)





芦屋占い処・占風鐸の所在地と地図は次のURLを参照下さい
 http://d.hatena.ne.jp/fuushu/20111223/1324628238


   

★上記各講座の受講お申し込み、お問い合せは、
 田中風州(webmaster@e-suimei.com)へ

★芦屋占い処 占風鐸(せんふうたく)★ オープン!


 皆様、こんにちは!

 この12月より準備を進めていました、芦屋占い処 占風鐸(せんふうたく)が皆様のご支援によりほぼ器具備品なども整い、去る18日に紫微斗数の教室も開催することができました。


         
               (↑こちらは鑑定をさせて頂く部屋です)


 すでに年内に数名様の鑑定依頼も承っています。
 JR芦屋駅より徒歩4分で、交通至便なところですから、多くの皆様のお越しをお待ちしています。


         
               (↑こちらは教室をさせて頂く部屋です)


 お世話になった、美乕マロン様はじめわたくしの多くの生徒様に感謝申し上げます。
 有り難うございました。

 

 さて、占風鐸とは、昔、中国では竹林に玉片を東西南北に掛けて、その触れ合う音で風を占い、これを占風鐸と呼んだということが言われています。
 また風鐸とは、仏堂などの軒の四隅などにつるす青銅製の鐘形の鈴で、次のようなものです。


         
         (11月から12月にかけて四国巡礼をしたときに撮った写真です)


 なお、芦屋占い処 占風鐸の詳しい所在地、並びにMapを次に掲載します。


●芦屋占い処 占風鐸 
 芦屋市大原町4-12 ビューコート芦屋 403
 ※JR芦屋駅の北口を出て、東に約徒歩4分のところです。
  このマンションの一階は、イタリア料理店オステリア・オ・ジラソーレです。


        


★芦屋占い処 占風鐸は完全予約制です!
 鑑定をご希望の方、またタロット、紫微斗数四柱推命の教室やレッスンのお問い合わせは次のメールアドレスへお気軽にお尋ね下さい。
 →webmaster@e-suimei.com




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恩師・亀石突風先生が永眠されました。


 わたくしの四柱推命学の恩師であり大乗推命学会の創設者である亀石突風先生が、去る12月8日に逝去されました。


 わたくしは、丁度、9日の四国お遍路からの帰途、車中で訃報をお聞きしました。


 亡くなる直前まで、お遍路に行くわたくしのことや病気療養中の小生の娘のことを心配して頂き、入院されている病院から携帯電話で度々お電話を頂いておりました。
 

 ご自身のことよりわたくしたちのことを心配して頂いて、本当に恐縮していました。お遍路から帰ってきたら、そのご報告を兼ねてお見舞いに参上しようと思っていた矢先のことでしたので、非常に残念でなりません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


          
           1999/11 国連大学本部 
           外交官会議の基調講演時撮影


 さて、亀石突風先生は昭和4年のお生まれですから、今年満82歳でした。元々は家業の呉服商の仕事を手広くされていたましたが、45歳くらいのときにすべての事業を清算され、あらたに大乗推命学会を設立。以後、四柱推命学の指導普及、鑑定、また「四柱推命学事典」や「四柱推命学活用大辞典」等、数多くの著作を執筆されました。


 わたくしと先生との出会いは、昭和51年か52年だったと思いますので、三十数年のお付き合いです。


 四柱推命の初級、中級、師範課程と計三年間、大学生のときにご指導頂きましたが、多いときは授業の半分くらいが、中国古典に登場する古聖前賢の格言、名言などを引き合いに出されてのご説明でした。


 先生は、よく申されていました。
 『世の中のほとんどの人は、四柱推命でいうところの「貧命」である。自分はたいしたことのない人間であることを知ることができるのが四柱推命だ。周囲の人様のお陰でいまの自分がある。「おおきに、すんまへんなぁ」という謙虚な心が大切だ・・・』


 晩年は、「正しい生き方がわかる本」や「日本人の品格を保つ方法」などの思想的、教育的なご本の出版に力を注がれていました。


 いまでもよく覚えていますのは、鑑定相談に来られた方には、まずは、「大丈夫! 心配いらんがなぁ!」という安心させてあげることが大切だと教えて頂いたことです。


 深刻な問題であればある程、鑑定にお見えになった方にはこのようなポジティブな一言が何よりの薬になるのでしょう。


 また、教室兼鑑定所の先生が使われていた机の引き出しには、常に10万円が入った封筒がありました。明日の生活に困るような方が相談に来られたときに、すぐに渡せるように用意されていたものです。


 「飢えた人には、有り難い説法より、一切れのパンを与えよ」と何かの本に書いてありました。本当の人助けは、その通りだと思います。
 亀石先生は身をもってそれを実践されていました。


 息を引き取られる直前に、お風呂に入り、髭も剃られ、眠るが如くに永眠されたとお聞きしました。その数日前は、何も思い残すことはないと近しい方に言っておられたということです。安らかな旅立ちは何よりです。


 恩師、亀石突風先生に謹んでこれまでのご指導に厚くお礼を申し上げます。
 有り難うございました。深謝

四国お遍路


 ご無沙汰しています。
 師走となり寒さが増してきました。


 はじめての四国八十八カ所お遍路の旅から帰ってまいりました。
 多くの方から言われるのは、「どうだった?」というお言葉です。


 それに対するわたくしの応えは、「もう一度、行ってみたい!」という言葉をお返ししています。「行って良かった!」というのが率直な感想です。


      
          初日に宿泊しました、第七番霊場十楽寺


 白衣を身にまとい、和袈裟を付け、念珠と金剛杖を持って各霊場を廻って行くのですが、わたくしの場合、脚に自信がないのと仕事の都合もあって、車で計九泊十日の日程で結願しました。


 11月19日から47ヶ所を廻り、一度戻って、また12月5日から残り48番霊場から88番霊場の41ヶ所を廻りました。
 11月のときはまだお遍路のシーズンでもあったせいか、多くのお遍路さんをお見掛けし、歩き遍路の方も思ったより多いなと感心しました。



 八十八ヶ所の行程は、約1450キロということで、どんなに早くても徒歩での遍路では50日掛かるということです。
 歩き遍路の方をお見掛けすると、思わず頭が下がります。これは修行というより苦行であると思います。


      
         第三十六番霊場青龍寺で(左は倅です)


 驚いたのは、あちこちの寺院で、50回巡拝記念とか88回巡拝記念というような、桁外れの回数を廻られたお遍路の大先達の祈念碑がありました。その多くは車で廻られたと思いますが、それでも何年も掛けて廻られたことと思います。


 ここまでお遍路に魅力を感じる方が多いのは何故なのか・・・?
 それをずっと考えながら廻っておりましたが、わたくしの場合、四国という独特な土地柄、千年以上の歴史、1番から88番まで順番に廻ると各霊場で墨書と御朱印が頂けるある種の達成感・・・等々が魅力のポイントではないかと思いました。
 

 はじめは真っ白の納経帳が、ひとつ一つ順番に各霊場の立派な墨書と御朱印で埋められていく・・・、それが何とも言えない楽しみのひとつでもありました。


 四国のお遍路は、日本人の素朴な信仰の原点であり、とくに先祖供養にはこれ以上のものはないと思います。


 大天才の誉れ高く、密教という難解な仏教を日本に持ち込まれた弘法大師空海ですが、一般庶民の信仰の礎も残された御大師様の偉業と慈悲の心に、敬慕の念を抱くのはわたくしひとりではないと思います。

芦屋占い処 占風鐸(せんふうたく) のご案内


 一気に晩秋の趣となってまいりました。


 ご無沙汰しています。


 この11日19日より約一週間、そして12月上旬にまた一週間、計約二週間を費やして四国八十八カ所のお遍路に出掛けることにしました。


 今年はいろいろな出来事がありました。
 一年を振り返って、反省とお詫びと有縁の亡くなられた方の供養のために巡礼に参りたいと思います。
 また、道中、できれば本ブログにご報告させて頂きます。



 さて、本日は大切なお知らせがあります。


 JR芦屋駅より徒歩4分くらいのところに、新しく鑑定所&教室をオープンすることにしました。
 立地は申し分のないところです。


 お店の名前には、こだわりました。
 芦屋占い処 占風鐸(せんふうたく)という名称です。


 ちょっと難しいと思われるかも知れませんが、風鐸とは風鈴のことで、中国では唐の時代に、竹林の東西南北に青銅でできた風鐸を吊り下げて物事の吉兆を占う「占風鐸」というものがあったそうです。
 いまでも寺のお堂の軒の四方にこの風鐸が吊り下げられているのを見かけることがあります。


 占風鐸という名称は、千年以上の歴史があるということですね。


 正式なオープンは、12月1日頃になりそうです。
 室内のアレンジや備品の準備等、万端整いましたらまたホームページやブログでご案内させて頂きます。



 この芦屋占い処 占風鐸では、マロン姫さんといタロットの凄腕の方と、李妃(りひ)さんという九星気学紫微斗数の達人のお二方がお待ちしています(完全予約制)。
 また、マロン姫さんは、タロット教室も開講されます。


 詳しくは、次のマロン姫さんのブログをご覧になって下さい。
 → http://www.geocities.jp/utakata3307/


 余談ですが、マロン姫さんも李妃さんも、長年、わたくしとお付き合い頂いているとても気さくな方で、現在、それぞれプロの鑑定士として活躍されています。
 占術の勉強もとても熱心で、ご両名とも現在も著名な占術家の先生に指導を受けておられます。



 わたくしも来年からこの占風鐸で、休日、鑑定や個人レッスン等させて頂く予定です。
 また、ご案内させて頂きます。


 この12月よりオープンします、芦屋占い処 占風鐸での鑑定ならびにタロット・紫微斗数等の教室のお問い合わせは、次のマロン姫さんのブログをご覧になって下さい。
 → http://www.geocities.jp/utakata3307/


 是非、多くの方のご来場をお待ち致しております。

子育て


 わたくしのHP「風州の四柱推命学」にも書いていますが、左顔面の痙攣を抑えるために、先日、二回目のボトックス注射をしました。


 今回は、薬が効き過ぎたせいか左瞼が弛緩し、左目の視界と視力が落ちて難儀をしています。
 パソコンを使っての仕事が多いので目がとても疲れます。


 神理の教えでは、目は自分自身を表すところ・・・
 その目が見にくくなっているということは、人を嫌ったりした良くない心使いや言動が種であります。


 とくに左目ですから、左は男の理です。
 近しい男性(兄弟や会社の部下など)への不足不平の念が大きな原因であることをよくよく反省し、お詫びをしなければならないと思っています。


 このように神理学を勉強すれば、身体に現れた不具合い(疾病や怪我)の真の原因が分かりますので、医学的な治療ももちろん大切ですが、より早く治癒することが可能になると思います。


 ただ、頭では理解できてもなかなか本心から素直になれないところがあります。
 夫婦、兄弟という非常に身近な存在であればある程、尚更と思います。
 俗にいう、「我」(我を張るの我)です。
 この我を極力無くさないと、心からのお詫びができません。
 非常に難しいところです。



 さて、話は変わりますが、昨日、鑑定相談をさせて頂きました。


 お母さんが高校生のご長男を心配しての鑑定のご依頼です。


 意外だったのは、このお母さんはインターネットから鑑定の申し込みをされたのですが、わたくしのブログに行き着いたのは、検索キーワードに「長男 頼りない」という語彙を使われたということです。


 念のため、先程、グーグルでこの「長男 頼りない」という語彙を入力して検索すると、わたくしの本ブログが12番目に表示されました。
 思ってもみなかった検索もあるのだと、あらためて少し驚いた次第です。


 わたくしも高校三年の倅と中学三年の娘を持つ父親として、お子様の進学や将来のことを心配されるお母さんの気持ちはよく分かります。
 四柱推命紫微斗数の占い以前の問題として、わたくしの子供との接し方についてお話させて頂きました。


 中学や高校くらいの年齢の子供の家庭での教育は、一番難しいかも知れません。
 ちょうど反抗期でもありますし、身体的には子供から大人への過渡期で多感な年頃ですから、接し方に工夫が要るように思います。


 干渉し過ぎるのも良くないし、まったくの放任も良くないので、付かず離れず、微妙な距離を置いて子供と接するのが大切なように思います。


 できれば役立つ指針として、お子様の持って生まれた星を弁えたうえで助言や指導をしたほうが良いように思います。
 それには四柱推命紫微斗数を利用するのが適しているように思います。


 成人して世の中に出て、一人前にやっていけるように教育していくのが親のもっとも大切な責務ですが、そのためには夫婦が仲良く、温かい家庭であることが何より重要と思います。


 よく農業は土壌造りから・・・と言われますが、子育ても良い環境、すなわち温かい家庭であればほとんど問題ないように思います。
 そのためには、夫婦仲良くして、かつ親孝行ができていれば心配ないでしょう。


 耳の痛いことを申し上げたかも知れません。
 わたくし自身の自戒と反省も込めています。


 お子様の健やかな成長と立派な大人になることを願うなら、親としてできることは経済的なことも大切ですが、それ以上に良い家庭環境に心を配ることが求められていると思います。