学徳


 師走となりましたが、関西は穏やかな気温の日々が続いています。


 昨日は、大乗推命学会大阪西教室の合同の忘年会を開催しました。
 わたくしを含め、計16名方がご参加され、約三時間の間、ほんとうに楽しいひとときを過ごすことができました。


 とくに第二土曜のクラスの皆さんは、昨日の講義で最終となり、師範課程を無事ご卒業いただきました。


 大乗推命学会の通常の四柱推命学の教室は、初学1年、本科1年、師範1年の計三年で卒業となっていますが、このクラスは熱心な方が多くて六ヶ月延長となり、三年半の間教室に通われました。


 以後も、引き続き研究科を設けて、定期的に皆で四柱推命紫微斗数を勉強していきたいと申し出でありましたので、わたくしも快諾させていただきました。


 勉強はひとりでコツコツやるのもいいですが、仲間と意見交換したり、教え合ったりして学ぶのは励みになり楽しいものです。


 利害関係のない老若男女(正確には中年壮年の男女)が、四柱推命という人間学の習得を目的として集まった人たちですから、話題が合い、価値観に隔たりを感じない者同士ですので、会話がはずむのは当然といえば当然ですね。


 以前、わたくしの師匠の亀石突風先生がいわれていたことに、四柱推命の教授指導は、たとえ教える先生が生徒さんより歳が若くても、また生徒さんが先生より社会的に地位のある方であっても、四柱推命という貴い人間学の学徳によって、先生という立場に立たせていただくことができる・・・」とおっしゃっていました。


 浅学非才の身でありながら、わたくしを先生としてお付き合いいただいている受講生の皆さんにはあらためて感謝申し上げます。


 そして、四柱推命学は人間学であるということをこのブログを読んでいただいている皆さまに声を大にして申し上げたいと思います。
 四柱推命学は学ぶだけでも徳が授かる学問であると思っています。


 四柱推命学は単なる占いではありません。
 四柱推命学は、四柱八字に秘められた自分の先天運命、それは天から与えられた課題であり、使命でもあり、それを自身で真摯に見つめる学問です。


 ひとり一人顔かたちが違うように、みなひとり一人、今生、果たす役割が違います。
 各自の課題、役割は何なのかを教えてくれるのが四柱推命です。


 難しい大学を受験するとき、合格するためには受験生は必死で勉強しますね。
 学力不足の人は塾に通ったり家庭教師に付いたりして、さらに学力を高める努力をします。


 それに較べて、天から与えられた課題を克服するために、必死に取り組んでいる人がどれだけおられるでしょうか?


 わたくしも偉そうなことは言えませんが、少なくとも四柱推命と長年関わりを持ち、自身に課せられた天からの宿題が何なのかは熟知しているつもりです。


 一流大学の入学試験より難しいと思われる天から授かった課題ですが、わたくしひとりの力ではどうしても解決するのが難しいと思い、いままで宗教関係や哲学関係の本にはかなりお世話になりました。
 また実際に宗教家や霊能者の方にも教えを請うことも少なくありませんでした。


 わたくしは、天から与えられた課題が難しい人ほど、塾に通うのと一緒で、先生について習う、つまり神理を教えていただけるところへ通うことが必要だと思っています。


 そして言わずもがなですが、塾選びが大事なのと一緒で、間違いのない神理を教えていただけるところを探すことが本当に本当に大事なことです。


 宗教の勧誘や入信を強要するのかと勘違いされるのはいやなので、いままでも控えめに申し上げていましたが、本当に安心して神理を学べるところ、気持ちよく修行させていただけるところは、非常に少ないと思います。


 その中でも、千葉松戸に本部があります、自由宗教一神会は絶対にお奨めできるところです。


 因みに、一神会の会員信徒は、何回か足を運んで間違いのない人と認められた人しか会員信徒にしていただけませんので、会員になりたくてもすぐには認めていただけませんのでご了解下さい。


 ご興味ご関心のある方は、わたくしの推奨する書籍「ふしぎな記録」や「ソロンの予言書」をまず読んでみて下さい。


 さて、話を元に戻しまして、大学の入試なら解けなければ入学できないだけで終わりますが、天から与えられた課題が出来なかったなら、それはそれでお終いというわけにはいきません。
 さらに次の世に生まれ変わったときに、もっと難しい課題(試練、逆境)が与えられることを覚悟すべきです。


 四柱推命学の習得と神理の勉強は車の両輪です。
 四柱推命学を学ばれる方は、是非、神理の勉強もしていただきたいと思います。


 そして見事、今生、天から与えられた課題を立派に成し遂げ、神様から合格のご褒美をいただかれることを願っています。