結婚したくない人へのメッセージ
この世にせっかく生を受けたのに、一人で生きて一人で死んでいくのは、まことに残念でもったいないことではないでしょうか・・・
この世には男と女しかいないんです。
その男と女が結婚して家庭を持つと、その家庭がもっとも基本的な単位であり組織です。
森羅万象は、陰と陽でできています。
「孤陽生ぜず、孤陰成らず」です。
男と女が家庭を持つと、子供ができるのが自然です。
陰と陽が揃うと、産まれるのです。創造されるのです。
「一+二=三」の数理は、古今東西、普遍の真理。
一は陰、二は陽、陰と陽がそれぞれの役割を果たし協力すると、三は「産」で、子供が産まれ、社会では産業が興ります。
そして家も企業も国家も存続発展するのが目出度いことであり、自然な姿だと思います。
どんな人でも一度は結婚されるのがよいと思います。
どんな人でもというのは、かりに結婚生活はうまくいかないような人であってもということです。
相性のいい夫婦でも、本当に仲のいい夫婦は少ないものです。
だいたいどちらかが辛抱したり、損をしたりするのが夫婦だと思います。
夫婦関係の在り様が、もっとも魂の修養に役立つことだと思っています。
いままでは配偶者選びは受難の時代だったかも知れません。
生活が豊かになり便利になって、一人で生きて生きやすい世の中だったからです。
でも、これからは結婚する人は徐々に増えるのではないでしょうか。
経済的にも環境的にも厳しい時代となり、一人で生きていくより、二人、三人と大勢で助け合って生きていく方がよりたくましく生きていけるからです。
そんな時代を迎えつつあるいま、自分勝手な人、自己本位だと思う人は精心(精神)をあらためる必要がありそうです。