双子の鑑定方法


 四柱推命の鑑定の泣きどころのひとつに、双子の方の鑑定があります。
 子、丑、・・・、戌、亥の同一時刻帯に生まれれば、四柱命式はまったく同じものが出ますので、性質性格から先天運命まで同じ人という結果になります。


 ですが、実際に双子の方の人生はかなり違っている場合があるように思います。
 わたくしの小学生時代の同級生の双子(男子)が、中学のときにお兄様か弟様か忘れましたが亡くなられました。
 有名なところでは、王貞治氏は双子の弟でお姉さんは一歳と少しで亡くなられたということです。


 双子も厳密にいえば一卵性双生児と二卵性双生児がありますが、四柱推命ではたとえ二卵性であっても、同一生年月日、同一時刻生まれであれば先天的な運命運勢は同じとするのですから、ひとりが早世し、もうひとりは70歳近いいまも健在で世界的な偉業を達成した野球選手というのは、どうも納得がいかないところがあります。


 過去に何件か双子の方の鑑定をした経験がありますが、本質的なものは同じであり、違った人生を歩まれているのはその後の環境の影響というように安易に考えていました。


 今年、一冊の紫微斗数の本に出会って双子の鑑定方法があるのをはじめて知りました。まさに目からウロコとはこのことです。
 その著書は、村野大衡著「紫微斗数命理学」東洋書院で、いままで四柱推命を中心にいろいろな占術の書籍を手にしてきましたが、双子の鑑定方法を記述した本に出会ったのははじめてです。
 紫微斗数愛好家はもちろん、推命愛好家も是非購入されて学ばれるとよいとお奨め致します。


 残念ながらわたくしは、過去に鑑定した双子の方のデータが残っていないので検証できませんが、著者の村野先生や同じ紫微斗数の占術家である中島多加仁先生にお聞きしても、この鑑定方法で双子の人をみるとスバリ違いが分かるとおっしゃっていました。


 双子の方でいままでいまひとつ納得できない鑑定を受けられた方は、是非一度、村野先生の鑑定を受けられるとよいですね。
 先生は本場台湾の天才命理師蔡上機老師より直に上機派紫微斗数を伝授された日本人で唯一無比のお方です。


 その抜群の洞察力といかなる星の下に生まれた人にも適確な開運アドバイスをする指導力には本当に敬服しています。
 わたくしも過去二回、村野先生に鑑定をお願いしましたが、率直に申し上げて四柱推命では知り得ない素晴らしい鑑定指導を体験し、いろいろと教えられるところが多々ありました。


 双子でない方にも、村野先生の鑑定はお奨め致します。
 村野大衡先生のHP → http://members2.jcom.home.ne.jp/fushigina/