鬱病(うつ病)対策
最近は、鬱病と診断されて、職場を休んだり配置転換を求めることに、会社も理解を示し、本人もあまり抵抗感がなくなりつつある時代となりました。
心療内科や神経内科の医院、診療所をあちこち目にするようになりました。
ひと昔前では考えられないことではないでしょうか。
職場からのリストラ対策のひとつの手段として、陰湿なイジメがあるという報道を知りましたが、そのような場合はたしかに鬱病になったりするのもやむを得ない面はあるでしょう。
昨今の不景気で職がないから、会社を辞めたくても辞めれないジレンマは心の葛藤となり、心身の状態に異常を来すことも考えられます。
でも、そうではない場合もあるようです。
周りをみても、豊かな時代に生まれた世代の人ほど、どうもひ弱になっているように思います。
ストレスを上手く発散する方法も知らない人が多いように思います。
それともうひとつ、一生懸命働いていて鬱病になったりする人は、仕事に喜びを見出せない人であり、イヤイヤ仕事をしている心は怠け者の人であると一神会では教えて頂いています。
本当にそうだと思います。
起業したりするような人は、最初は、1年365日休みなしで働いている人もたくさんいます。そうした起業家は挫折することはあっても、鬱病になったと聞いたことはありません。
夢と希望があれば、仕事は楽しいし、疲れを覚えることもほとんどないでしょう。
要するにどのような心構えで仕事に取り組んでいるかということです。
天職が得られるということは、よい配偶者に恵まれることに匹敵するくらい価値あることと思いますが、そんなに恵まれた人はそうはお目にかかることはありません。
仕事も夫婦生活と同じで、相手、つまり仕事に合わす姿勢が大切です。
夫や妻の悪口を言っている間は、いっこうに夫婦関係はよくならないのと同じで、仕事の不平不満を口にしている間はイヤイヤ仕事をしているのと同じです。
仕事にどうしたら喜びを見出せるかを、よくよく考えてみたいものです。
これができれば、仕事で鬱病になることはまずないと言えるでしょう。