賭け事、勝負事の好きな人は要注意!
人生、晩年は安穏に暮らしたいと思う人は多いはずです。
70歳を過ぎて、事業倒産や株で大損して、生活苦に陥るようなことになれば悲惨です。
最近、お気の毒といいますか、惨めな事態に陥られた方の相談を受けました。
相談内容をお聞きして、「なんでまた!?」という驚きを禁じ得ませんでしたが、よくよくお話をお聞きすれば、厳しい言い方になりますが、この世の法則通りのことが起こったのであり、自分たち(夫婦)の蒔いてきた種が、「円縁繋ぎの理」に外れていたということです。
円縁繋ぎの神様は、神理の書物である「ふしぎな記録」第二巻(金の巻)に詳しく記載されていますが、金を廻して裁きするという閻魔大王のような役割を担っておられます。
今回のご相談をお伺いして、本当に神理の教え通りの結果になっていることを痛感しています。
夫婦円満でいたいと望んでおられる方は、知っておいて損はないと思いますので、一神会で教えて頂いた神理の教えを謹んでお話させて頂きます。
まず、どのようなご相談であったのかを掻い摘んで申し上げますと、奥様からのご相談で、夫が今回の金融恐慌で株で大損し、自宅まで手放さなければならないような事態となり、今後のことが心配なので、妻としては別居もしくは離婚を考えているのだが・・・、というご相談内容です。
余談ですが、妻である奥様は相当な怒りを持っておられることは言葉の端々に出ていました。(まぁ、これも分からないこともありませんが)
ご主人の株式投資(投機)は半端な額ではなかったようで、バブル全盛期のときには一日で(一日ですよ)、何千万円も設けたことがあるということです。
さて、麻雀、競馬、競輪、競艇等、賭け事はみな博打です。
わたくしは宝くじも博打みたいなものと思っています。
そして、先物や分不相応な株への投機は、これも博打と一緒と思います。
違うのは、博打は、「勝った、負けた」ですが、株は「(株価が)上がった、下がった」の世界です。
昔から、博打(ばくち)で儲けた金は身に付かないといいます。
以前にもお話したことがありますが、お金は神様が拵えたもので神通力があります。
世の中に役立つように、人の為になるようにと神様が拵えられたお金です。
その神聖なるお金を自分たちの欲得だけで儲けたり、溜め込んだらどうなるか・・・
いわずもがなですが、「円縁繋ぎの理」に背けば争いの種となります。
世間によくあるのは、遺産争い、離婚の慰謝料の争いなどです。
また、自らの正当な労働の対価として得た報酬でないお金(財産)は、いつかは天の差っ引き勘定にあって、吐き出さなければならないことになっているのがこの世の神理です。
たとえば、親が莫大な財産を残したとしても、子や孫の代で、遊び人の道楽息子が出て、財産を食い潰すようなことが起こったりします。
あるいは、家族の誰かが難病や不治の病におかされ、高額な治療費がかかるといったケースがあります。
差別用語になって恐縮ですが、理の判断では、
「バクチ」は「ハクチ(白痴)」につながります。
つまり子や孫の代で、白痴(知的障害者)のような人が出てくるおそれがあるということです。
因みに、このご婦人のお嫁さん(息子の妻)は、かなりひどい鬱病をお持ちということです。
もうひとつ、博打の「かた」に○○をとられたといういい方をしますが、「かたわ(身体障害者)」も子孫に出てくることがあるということです。
このような賭け事や博打好きな人の奥様は、だいたい「勝ち気」な女性と教えていただいています。
「勝ち気」な女性が、勝った負けたの好きな、つまり勝負事や賭け事が好きな男性に縁があるのも因縁のなせる業です。
今回のご相談に来られた女性も、一見、上流社会の美しいご婦人のような方ですが、言葉使いがとてもきつく感じられ、家庭では夫を尻に引くような勝ち気なご婦人であるように感じました。
夫が悪い、主人が憎いといっても、夫婦という絆が結ばれたのは、同じ因縁があるからです。
夫婦の因縁は、五分五分。
どちらかが、一方的に良い悪いはないのです。
でも、残念ながらこのような目に遭う方は、そのあたりの理屈が分からない、分かろうともしない方であって、言わば、悟りのない方だから、救いようのない方といえるかも知れません。
四柱推命や紫微斗数で鑑定させていただいても、どうしてそのようなことが起こったのか分かりません。
単なる身の不徳や不運ではないのです。
不幸不運の原因は、厳然とした因縁因果の法則があり、神理の教えに適わない、あるいは逆らった行いをした結果であることをみなさまはよくよく悟っていただきたいと思います。
「円縁繋ぎの神様」は、正しいお金の使い方をしている人や、人様に喜ばれるようなことをし続けている人には、よい円(縁)を授けていただけます。
おつなぎや、願掛けがこの神様に好かれるとってもよい方法であることを最後にお伝え致します。