平成21年(2009年)は変革の年


 新年あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願い致します。


 下の写真は、昨日の元日に、東京へ向かう新幹線の車窓より撮った霊峰富士山で
す。

      


 元日にふさわしい、本当に美しい雪化粧の富士山を写真に納めることができました。
 思わず、合掌したくなりました。


 さて、昨日(元日)と今日(2日)、千葉松戸の自由宗教一神会へお参りに行ってきました。
 1日の元旦祭では、つぎのようなことを教えていただきました。(若干、私見も含んでいます)


 今年、平成21年は、干支では己丑で、九星では九紫火星の年です。


 古来、丑寅の方角は鬼門といわれ、世間ではよくない方位とされていますが、本当は、鬼門ではなく「気門」が正解で、丑と寅は気が変わるところになります。
 (表鬼門の丑寅や裏鬼門の午未は、よくない方位方角ではありません。迷信です。)


 九星では、来年が八白土星の年で、八白が変革、改革の年といわれますが、九紫火星は離宮の定位で、「離れる」、「別れる(分かれる)」の象意となり、離れるということは新しいものにつく、そして新しいものに変わるという意味にもなり、今年、平成21年は丑の九紫火星ということで、大変革の年となりそうです。


 すでに昨年、米国で次期大統領に選ばれたオバマ氏は、「チェンジ」を合い言葉に大差で当選を果たしました。黒人の大統領は、米国ではじめてです。
 また、清水寺で2008年の漢字で選ばれた一文字は、「変」でした。


 いずれも今年の時代を先取りしているような感じですが、本当の変化、変革は、今年、平成21年(2009年)が本番ということです。


 大晦日、失業して住むところも失った大勢の難民のような人たちが、炊き出しの列に並んでいる光景をTVで見ました。


 阪神大震災のような天災ならいざしらず、経済不況でこのような事態になるとは誰が想像したでしょうか。


 元日の日経新聞の一面には、「サバイバビリティ」という言葉が掲げられ、これからはサステナビリティ(持続可能性)より、このサバイバビリティ(生き残る力、生き延びる力)が問われるようになったと載っていました。


 言葉を変えれば、〝淘汰の時代〟を迎えたとも言えます。

 
 世の中のパラダイムが〝変わった〟ということです。


 わたくしたちも、変わらなければなりません。


 まさに、オバマ次期大統領が唱えている、〝チェンジ〟を胸に刻むことが大切です。


 それでは、どのように変わるべきか、変わったらいいのかということですが、ひとつの指針として、今年は九紫火星ですから、「美しい」、「明るい」、「温かい」という三つの言葉を参考にして下さい。


 美しいところ、明るいところ、温かいところには人が集まります。
 活気も出ます。


 不況を乗り切るキーワードともいえるのではないでしょうか。


 “世間波”、“人波”という言葉があります。
 世の中の景気が悪くなったから、自分も悪くなった(倒産、失業等)という人もいますが、責任を転嫁している人は絶対に良くなりませんし、助かりません。


 神様にしっかりと付いている人や、日頃、人様のために頑張っている人は、同じ波でも、“神様の波”に乗れる人です。
 そのような人は、浮き世の好不況の波にも流されることのない人です。


 一神会では、以前より、つぎの言葉をみなで唱和しています。


 「みんなして 助け合って 仲良く暮らせ」


 明るく、助け合って生きていくのが、神様の波に乗れる人です。

 今年一年のみなさまのご健勝とご多幸を祈念申し上げます。