三つの使い方
わたくしたちは、毎日、いろいろなことに気を使(遣)っています。
一日中、気を使わないことはあり得ません。
主婦であれば、今晩のおかずは何にしようかしら? とか、子供が小さいときは目が離せないので、四六時中、気を使うことになります。
ご主人も職場の人間関係や得意先との良好な維持発展に気を使います。
人に気を使う人は好かれます。
反対に自分のために気を使う人は嫌われます。
自分の家や自分の会社のことばかり気を使っていては、いつかは自然淘汰されるでしょう。
気を使うのが苦手な人は、できるだけ身体を使って下さい。
腰が軽く、フットワークの良い人も好かれます。
逆に、腰が重く、フットワークの良くない人は嫌われます。
これも自分のために身体を使うのではなく、仕事でも余暇でもいいから人様のためにできるだけ身体を使いましょう。
もうひとつ、もっと大事な使い方をしなければならないものがあります。
それは、お金の使い方です。
この使い方は、先の気の使い方や身体の使い方より難しいです。
お金持ちの人でも、お金を使わなければ宝の持ち腐れとなり、お金の無い人と同じになります。
また間違った使い方をすれば身の破滅を招くようなこともありますね。贈収賄などはそのよい例です。
お金の使い方は、運命運勢を良くも悪くもします。
お金は有り難くて恐ろしい神通力の備わったものだからです。
気の使い方、身体の使い方、お金の使い方、この三つの使い方を良くすれば人間関係も良くなり、引いては運命運勢の改善に繋がります。