メンタルヘルス講習会


 先日、メンタルヘルスの講習会を受講してきました。


 IT社会の到来とともに、世の中の仕組みがどんどん複雑化し、人と人との触れ合いが減って行きました。


 わたくしも、ほぼ毎日、メールは見ますし、インターネットも利用していますが、これらのIT導入で、仕事は確かに便利にはなったものの、社内外の人とのコミュニケーションが減ったように思います。


 ITというデジタル社会が浸透していくにつれて、逆に心の問題を抱える人が増えて来ました。


 
 さて、この講習会ではいろいろと有益なお話を拝聴できました。


 なかでも大切と思ったのは、メンタル的な「声掛け」です。


 上司が部下に、気遣いながら声を掛ける。
 そのとき掛ける言葉は、この三つが良いと教えて頂きました。


 「どう?」
 「大丈夫?」
 「いけてる?」


 部下の仕事のことを気遣う言葉使いです。


 そして、そのときの部下の顔色はどうか?、服装の乱れはないか?、なども確認して、いつもと違うように感じたら、さらに突っ込んで尋ねるとか、休養を勧めるとか、医者へ行くことを勧めるとか・・・、をすることが大切ということです。


 
 一神会でも、良い声掛けは、「肥掛け」となって、その人を育てることになると教えて頂いています。


 親が子に、先生が生徒に、上司が部下にこの「肥掛け」を実践していくことが、いま何より大切かも知れません。