防災対策


 先日、防災対策の専門家の方のお話をお聞きする機会がありました。


 昨年の東日本大震災で、津波や浸水の防災対策にも思いを巡らす必要が出てきました。


 専門家の方のお話で、何点か、「なるほど!」と思ったことがありますので、それをご紹介させて頂きます。

 
津波対策で海岸から何キロ離れているから大丈夫・・・、という考え方は間違いです。大切なのは「高さ」で、海抜何メートルあるかということ。


②断層のあるところは一般的に危ないといわれているが、断層がずれるのはだいたいどちらか一方の側だけなので、ずれない側は大丈夫。これは地図で確認できる。


③河川の近くの立地は、河川の右か左か、あるいは上か下かが大事。
 たとえば、淀川は、右側(下側)が北区、中央区大阪市の主要都市があり、左側(上側)はそうではない。
 堤防等の防災対策は、淀川の場合はこの右側(下側)に重点的に整備されている。よって右側(下側)の立地はより安全ということ。



 これから引越などで転居先を探すときに、その立地の防災上の優劣も考えなくてはならない時代となりました。