自分の生命や財産はやっぱり自分で守る
日下公人(くさか きみんど)氏の昨年末発行された、「日本と世界はこうなる」という著書のまえがきに、次のようなお話が載っていました。
『東日本大震災で日本人はいろいろ新しい勉強をした。
あまり、国家を信用するな。専門家はあてにならない。自衛隊は
素晴らしい。地元の消防団はもっと素晴らしい。大企業は逃げる。
政治も行政も上は逃げる。下はしっかりした人がいる。
自分の生命や財産はやっぱり自分で守るものだ。・・・』
氏のいつもながらの歯に衣着せぬお話に、深く頷きながら本を読み進めました。
日下氏のおっしゃっていることは、大なり小なり多くの日本国民が感じていることだと思います。
原発の安全神話の崩壊、東日本大震災の復興スピードの驚くべき遅さ、北朝鮮による拉致被害者の救助放棄・・・等々、政府のもっとも重大な責務である国民の生命と財産を守ることさえも満足にできていないように思えます。
やっぱり自分のことは自分で解決するのが基本で、それに地域のコミュニティーや親しい友人知人などに補足的に頼るというのが正解かと思います。
さて、いま、わたくしの会社も、やや遅い感じがしますがBCP(事業継続計画)に取り組もうとしています。外資系の得意先の会社などからの要請もあり、リスクマネジメントを投資として考えるようになりました。
津波で大きな被害に遭った東北の水産加工会社の遅々として進まない会社再建の報道を見ていると、自分のことは自分で守らねば・・・、という思いは強くなるばかりです。
会社が再建できなければ多くの社員が路頭に迷います。地域経済も停滞したままとなり、町自体が本当に廃墟と化してしまいます。
BCPはそうした意味で、会社にとっては避けて通れない不可欠な投資として考えねばならなくなったようです。
こうした対策を十分行って、あとは神様にすべてを委ねるような気持ちでいたら平常心でおられると思います。
ときどき地震がいつ来るかいつ来るかと、不安でしようがないという人もおられますが、その不安を打ち消す努力をまずはされることでしょう。
大きな地震が来たとき、どこに居ても、すぐに術事の神名
「名無一神多之命(なむいゐしんおをのみこと)」様
を真剣に、お唱え下さい。
必ず、不思議なご守護が頂けます。
この神名は、天津神、国津神、八百万神、すべての神様に通じる有り難い術事の神名です。
一神会の会員信徒でない方も、どうぞ覚えておいて、いざというときにお唱え下さい。