顔面痙攣(ケイレン)


 去年の秋くらいから左目下付近の痙攣(ケイレン)が気になるようになり、大阪市内の総合病院の神経内科MRIを撮って診て頂きましたが、MRIでは異常が見つからず、薬を飲んで経過を見ましょうと言われ、ランドセンという薬をしばらくの間服用していました。


 しかしまったく良くならず、ますます痙攣がひどくなり、食事のときなど左目をまともに開いていられない状態で難儀していました。


 それで病院を変えようと思い、今度はホームページでよく調べて、脳神経外科の専門病院に行くことにしました。今度は念のため、断易で事前に卦を見ていましたので、安心して行くことができました。


 新たに行きました病院の脳神経外科のM先生は、顔面痙攣や三叉神経痛を得意とする先生のようで、わたくしがこれまで飲んでいた薬のことを申し上げたら、「ランドセンは”てんかん”の薬ですよ」と言われ、薬ではこの病気はほとんど効果がないということです。


 また、M先生は「きょうは折角来たんだから、MRIを撮りましょう」と言われ、そして「MRIでも、撮り方によって違うんですよ」とおっしゃいました。


 この先生の言われた顔面痙攣用?のMRIの撮り方をして頂き、出来たわたくしの頭部の写真を見ながらM先生に説明して頂きましたら、本当によく原因が分かりました。顔の左側の顔面神経を太い動脈血管が圧迫している様子がはっきりと写っていました。


 二週間後、M先生にボトックス注射により痙攣を抑える(麻痺させる)治療をして頂き、お陰様でかなり痙攣は治まりつつあります。ただ、このボトックス注射の効果は三ヶ月くらいと聞いていますので、その間に何とか神様にお願いして痙攣を無くしてしまいたいと思っています。


 さて、一神会ではこのような病気を〝身情〟と申していますが、身情が出る前には、必ず〝事情〟問題があると教えて頂いています。この場合の事情とは身情を起こす原因のことですが、たとえば夫婦や嫁姑の争い、会社内では上司と部下の不和などを言います。


 わたくしの場合のこの左目下付近の痙攣はどういう事情問題かといえば、ちょっと神理の勉強をすれば誰でも分かることです。目は自分自身ですから、目の下というのは、「目下」というくらいですから、子や弟妹、部下、弟子という立場の人を指します。さらに、左目という「左の理」は男の理ですから、男の子、弟、男の部下や弟子ということになります。


 最近、わたくしの実弟もたまにこのブログを見ているようですので、プライベイトなことは控えますが、ひと言でいえば、わたくしと弟の仲が険悪な状態(端的にいえば兄弟喧嘩)が昨年より続いていたのが原因です。この事情(問題)が左顔面の痙攣という身情として現れたのです。


 一神会では、本当に身情を直すには「お詫びをしなさい」と教えて頂いています。もちろん現代医学の治療も必要ですが、根本的に治癒させるには事情という種を完全に祓ってしまわなければなりません。そのために必要なことは「お詫びの行い」です。これをしないと神様はお受け取りになりませんので完全治癒は難しいということです。本日から、早速、お詫びの行いを始めたところです。


 因みに、紫微斗数を勉強されている方のために申しておきますと、わたくしの現在の大限命宮は奴僕宮です。そして奴僕宮の対宮は何ですか? そうですね。もう、お分かりのごとく奴僕宮の真正面には兄弟宮が控えています。さらに大限命宮から元々の疾厄宮に化忌が飛んでいます。このような大限命宮のときに、このような事情問題を起こし身情に現れるというのは偶然とは思えません。良くも悪くも部下のことや兄弟との関係がクローズアップされる時期であり、またそれを踏まえて円満に行動しないと病気になる暗示を紫微斗数命盤は明示しています。