「運命を変える技術」−書籍のご紹介−


 いま、ベランダにあるバラの花が見事に咲き誇っています。
 きょうも、爽やかな五月の風が感じられます。
 コーヒーを飲みながら、Enyaの幻想的な曲を聴きながら、暫し、物想いにふけるのがわたくしの至福のひとときです。


 元来、わたくしの命式は、冬月生まれで金水の強い命ですから、孤独を楽しむのが性に合っているようで、ひとりで読書したり音楽を聴いたりしているのが好きです。


 性分は先天的なものですから、なかなか変えるのは難しいです。
 変える必要はないと思いますが、しかし、時と場合に応じて、大勢の人と共に行動したりするのは大切なことです。
 少なからず辛抱を強いられますが、それも修行のひとつと思えば苦痛には至りません。


 さて、またご本の紹介です。
 加藤眞由儒(かとうまさよし)著、「運命を変える技術」。


           


 プロフィールを拝見すると、加藤氏は霊視カウンセラーで今までに二万数千人以上の方の鑑定をされ、現在、カウンセリングの予約は二年以上待ちの状態であるということです。
 この書籍を読んで、もっとも共感したのはつぎのところです。


  『なぜ人は、幸せよりも不幸を感じることが多いのでしょうか。それは時間と共に
   少しずつ「ありがたいこと」が「当たり前」になってしまうからです。 −中略− 
   「ありがたい」と思うことは、それを強く意識していないと消えてしまうような、
   儚いものです。それは、感謝というものに対して理解が浅いからなのです。
   感謝とは、その瞬間にするだけではなく、その気持ちを持続させることに
   よって、より深く得られるものです。
そのような智恵(技術)が身につけば、
   当たり前のことは何一つないことに気づき、感謝の気持ちも消えないのです。…』

   −太字のところは風州による−


 そして、そのためには、「心の余裕」がないと難しいということ、また心の余裕の源泉は経済力に負うところが大きいとおっしゃっています。


 貧困はもとより、さまざまな家庭内のトラブルの大きな原因のひとつとして経済力が関わっていると言われています。
 本当にその通りだと思います。


 この現実世界に生きているわたくしたちは、毎日、食べていかなければ生きていけません。
 また、何をするにもお金が必要になってきます。
 心の満足には、少なからず金銭的な裏付けがなくては無理な話です。


 加藤氏のこの本は、読みやすく分かりやすい文章ですが、素晴らしい精神性を感じさせると共に、現実的な側面もしっかりと見据えた良書だと思います。
 多くの方がいまもなお、氏のカウンセリングを受けたいと順番待ちしておられるのが頷けます。


 また、結婚や離婚についての氏のお話も大変為になる内容と思います。


 運命を良き方向に変えたい方は、是非、この「運命を変える技術」のご本をお読みになって下さい。お奨め申し上げます。