「若冲ワンダーランド」 - MIHO MUSEUM -
先日、京都宇治にあります黄檗宗の本山・萬福寺と信楽にありますMIHO MUSEUMに行きました。
お目当ては、MIHO MUSEUMで開かれている秋季特別展「若冲ワンダーランド」の絵画鑑賞です。
芸術の秋ですからね・・・♪♪
その前に萬福寺ですが、わたくしは根っからの関西人で、京都は小学校の遠足以来お世話になっているところですが、この萬福寺ははじめてです。
黄檗宗はあまり知られていませんが、禅宗の一派で、萬福寺の開山は、インゲン豆で有名な隠元禅師です。
少し早めの昼食でしたが、「普茶弁当」をここでいただきました。
少し変わっているのは中国風精進料理で、揚げ物、炒め物があり、この普茶料理が日本にもたらされて、はじめてわが国も、油で「揚げる」、「炒める」ということを学んだとお聞きしました。
萬福寺は派手な感じはありませんが、どことなく中国風の寺院のようなたたずまいで、異国情緒を感じさせるよいお寺でした。
さて、つぎはいよいよMIHO MUSEUMです。
信楽の山奥に巨大な建物があります。
これは神慈秀明会(教祖、岡田茂吉)の本部ですが、MIHO MUSEUMは、この宗教団体の創始者である小山美秀子(こやま みほこ)さんが集めた美術品を展示している美術館ということです。
MIHOという名称も、この「みほこ」さんから来ています。
とても立派で美しい美術館で、ここでいま秋季特別展「若冲ワンダーランド」を開催中です。
若冲(伊藤若冲・いとうじゃくちゅう)は、江戸時代中期に活躍した絵師です。
裕福な青物問屋の跡取りとして生まれましたが、商売嫌いで、若くして弟に家督を譲り、自分は生涯独身で好きな絵に生涯を捧げた人です。
実はわたくしのブログのテンプレートも若冲の絵のひとつです。
鶏や鶴などの動物の精緻で色鮮やかな絵画は、絵とは思えない躍動感に溢れています。↓↓
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&lr=&um=1&q=%E8%8B%A5%E5%86%B2&sa=N&start=0&ndsp=20
すっかり、若冲のファンになってしまいました。
久しぶりに絵画を観て感動を覚えました。