生命保険のセミナー


 きょうは生命保険のセミナーに参加しました。


 株価が急速に下がり、生命保険会社の中にはすでに含み益がマイナスのところもあります。
 今後の世界経済の動向によっては、保険会社も倒産するところが出てくることが予想されます。


 生命保険は金融機関のようにペイオフ(1000万円までの預金と利息が保護される)がないので、万一、保険会社が潰れたりすると、一部または全部の保険金が支払われないことになるかも知れませんので、わたくしたちは情報を収集して、万一のことも考えておく必要があります。


 きょうのセミナーに参加して結論を箇条書きで述べますと、


・いまは掛け捨て以外の保険には、一切加入しないのがよい。


・現在加入している保険も、本当に必要なものか再検討してみては・・・
 →家族構成や資産状況によって必要な保険は異なる。


医療保険が本当に必要な人は・・・
 →公的な健康保険などではいろいろな助成制度がある。
 →医療保険に入らずに貯金したほうが得なのでは?


・古い保険(バブル以前に入っているような)は、保険会社から保険の見直しを勧められてもそのままのほうがまず得である。
 →古い保険は利回りが5%という超お得な金融商品もある。


・いまはまだ焦って解約しないほうがよい。
 →どこか一社が破綻してから解約しても遅くはない。


などです。


 マイホームについで高額な買い物は生命保険である・・・、ともいわれます。
 日本人はわたくしもそうですが、保険好きな国民であるともいわれ、社会人で生保に入っていない人は少ないのではないかと思います。


 ただ、保険については、ほとんどの人が知識のないまま、営業の方に勧められるまま、あまりよく考えずに入っておられるのではないでしょうか。


 すでに金融危機ははじまっています。
 金融機関の預貯金のみならず、自分が入っている保険の再点検をすることが急務です。
 「備えあれば憂いなし」、何事も事前の準備、対策が大事です。